感想文第3弾

 「先輩とぼく」を読んで
私がこの本を読もうと思ったのはこの本が電撃ゲーム大賞の銀賞受賞作だったからです。
ですが実際に読んでみるとお約束まみれのコメディーだったので驚きました。
この話は一くんとつばささんが物理的に脳みそを交換するところから始まって、
それを理解したつばささん(君?)が「これは面白い」と思い、これをいいことにいろいろとネタをしようと思う話です。
話の中で一番印象に残った場面は山城一がハムスター男に追いかけられたところです。
犯人を捕まえるなんてかっこいいですし、何より根拠が夢で見ただなんてなんで素敵なんだと思いました。
数多い登場人物の中でも、私は残念ながら、誠に残念ながらタッキーが一番好きです。
バレンタインデーの時にチョコをかざしている姿はまるでしがない男の希望を踏みにじっているようでした。
前に、私は平賀つばさと同じような体験をしました。
サッカーをしている時に誰かがキャプテンになるか議論したのです。
ですが平賀つばさと同じ行動は取れませんでした。
あんな状況で「私はつばさだぞ?」と言ってのける平賀つばさはやっぱり度胸とノリがあるなと思います。
この本を読んで、私はバカを精一杯する素晴らしさを知りました。
これからもこの気持ちを忘れないように生きていきたいです。