うたわれるものをプレイして

私がこのゲームをプレイしようと思ったのは友人に薦められたからです。
ですが実際にプレイしてみるとストーリーが面白く、戦闘システムがハマルものだったので驚きました。
この話は記憶喪失の主人公ハクオロが介抱してくれた娘(エルルゥ)の住む集落の人達と圧政に対して反乱を起こして解放するところから始まって、
それを制圧しようとした各国領主がそれぞれが自慢の力を誇示しようと思い、策略をめぐらして各国を征服しようと思う話です。
話の中で一番印象に残った場面はハクオロが自分の過去を思い出し、力を使ったところです。
周りの人間を言葉だけで動けなくするなんて脅威の力ですし、何よりあの仮面が人の姿をしているときに力を上げる効果を持っているだなんて反則的だと思いました。
数多い登場人物の中でも、私はトゥスクルが一番好きです。
権力を持った者相手の時に普通に叱咤する姿はまるでどこぞの聖人を漫画で見ているようでした。
前に、私はアルルゥと同じような体験をしました。
食べ物(ハチの巣)を取ろうとしている時に主(ハチ)が必死になって守ろうとしたのです。
ですがアルルゥと同じ行動は取れませんでした。
あんな状況でハチに刺されることを容認出来るアルルゥはやっぱりかなりこだわるやつだと思います。
この本を読んで、私は自分の信念を他人にムリヤリ適用する素晴らしさを知りました。
これからもこの気持ちを忘れないように生きていきたいです。