GOSICK(3)を読んで

私がこの本を読もうと思ったのは水が貸してくれたからです。
ですが実際に読んでみると九条一弥の姉が思ったより強い人物に思えたので驚きました。
この話は一弥がソヴュール王国の首都ソヴレムへ行くところから始まって、
それを決行した一弥がまた謎を発見してヴィクトリアに報告しようと思い、ヴィクトリアと話しながら事件を解決する話です。
話の中で一番印象に残った場面はヴィクトリアが初めて日本の着物と対面したところです。
着物に頬擦りするなんて普段のヴィクトリアではありえない事ですし、何より帯の結び方がぐるぐる巻いて蝶結びだなんてヴィクトリアの"知識の泉"も役に立たないことがあるのだなと思いました。
数多い登場人物の中でも、私はルイジが一番好きです。
警察へ一弥と一緒に行った時に普通に答える姿はまるで質問している人を馬鹿にしているような感じすらしました。
前に、私は一弥と同じような体験をしました。
買い物を頼まれている時についうっかり頼まれたものを買うことを忘れてしまったのです。
ですがと同じ行動は取れませんでした。
あんな状況でちゃっかりヴィクトリア用にお土産を買うことが出来る一弥はやっぱりヴィクトリアの今年か頭にないのだなぁと思います。
この本を読んで、私は自分の特技を生かせる場所が存在する素晴らしさを知りました。
これからもこの気持ちを忘れないように生きていきたいです。