オセロ開発記〜分割統治の応用で速度アップ〜

 現在の探索方では一番下、つまりパーフェクト負け=−64石差から順番に評価を上げていき限界に達するとそこで評価値の上昇が止まる仕組みになっていたようです。そして一回の上昇値は2〜1だったので、必然的にかなり多くの回数探索しているようだったので、基準を0にして変動幅を32→16→8→4→2→1と狭めていくようにしました。これなら最高でも7回の探索で済みます。これを実装すると3分半で22手を完全に読みきりました。相変わらず序盤はおかしい打ち方をしているのでかなり特殊な盤面になっていますが、必ず同じ盤面になるので探索スピードが上がったことだけはわかります。
 ここで終盤読みきりは一度完成ということにして、次は中盤評価関数を作ろうと思います。